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鹿児島県枕崎産の鰹節

TV,ネット等で「魚粉」の高騰が話題になっています。漁獲量の減少が主な要因ですが、前年比3割以上と急騰しています。ラーメンをはじめとする飲食業の店主に、光熱費や人件費が根こそぎアップしさらに原材料費がそれに追い打ちをかけています。

さて、足立商店で販売しています「魚粉」は枕崎産です。鰹節の一大産地として有名な枕崎市は鹿児島県の南に位置しています。ここで「鰹節」のおさらいをしましょう。

かつお節の由来
カツオは魚へんに堅(かたい)と書いて「かつお」と読みます。語源は「カツオ」が古くからかたい魚、すなわち乾物として利用されていたものです。

かつお節の歴史
カツオは回遊魚であり春から秋にかけて黒潮に乗って日本近海を北上します。古代時代の貝塚の中にカツオの骨が多数発見されることから、古くから生食していたことと思われます。また、宮廷への貢物として”堅魚”、”煮堅魚”、”堅魚煎火”の名があり、素干しあるいは煮熟加工した保存食としてすでに利用されていたことがうかがえます。

 時代が下り戦国時代になると、「勝男武士」と書いて「かつおぶし」と読めることから縁起の良い物として戦の際の食料としても重宝されました。

 ばい乾が終ったものを荒節、荒節の表面を削り形を整えたものを裸節、裸節にカビをつけたものが本節(本枯節)になります。ほかにばい乾の長さを短くし、鰹節の水分を保つことで生利節・若節なども作られます。

 鰹節の製造は長年の経験や熟練した職人の技術が求められる製法であり、また本枯節などにおいては平均しても約3ヶ月、長いものでは1年かけて作られます。

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