UMAMIは国際用語って知ってました?


1985年に開催された第一回うま味国際シンポジウムを機に、うま味(英語表記=UMAMI)という用語が国際的に使用されることになりました。明治41年(1908年)に東京帝国大学理学部池田博士により昆布のうま味の正体であるグルタミン酸を抽出することに成功して116年。酸味(さんみ)、甘味(かんみ)、塩味(えんみ)、苦味(にがみ)の四基本味しか認知されていなかった当時の世界の科学では「うま味」に相当する言葉がなかったため、現在でも「UMAMI」と表記されることとなりました。

しかしながらうま味調味料は、カラダに悪そうとかなんなとなく使うのを控えようという風潮が長く続きました。そもそも以前は「化学調味料」という言葉が一般的でした。これはNHKの料理番組でうま味調味料の商品名を連呼することができない公共放送たるNHKの事情が生んだ名称でした。その後、科学的に合成されたものというイメージが独り歩きし、誤解を生んでしまいました。

近年ではYouTubeチャンネル登録者数330万人を超え、ネット世代に絶大な人気を誇る“バズる”料理研究家・リュウジさんをはじめとする多くの料理家たちが上手にうま味調味を使うことを提唱し正しい理解が広がっています。

ラーメンをはじめとして飲食店においてうま味調味料は素材の味を引き立て料理全体の味を調える大事な調味料となっています。

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